当院の施術について②
皆様、こんにちは!
本日は当院の筋肉に対する施術について紹介します。
結論、強すぎない力加減で筋肉にアプローチします。ただ優先度は低めです。
前回の骨格同様に固いところをほぐすのが結論なのですが今日は少し深堀りします。
このブログを見てくださる方は整体に興味がある方や実際に受けたこともあると思います。
もみほぐしを受けるときはどれぐらいに強さが好きですか?
やさしめ・ある程度のつよさなら何でもOK・強め・ゴリゴリしてほしい
どうでしょうか?
実は体には適切な刺激があるのをご存知ですか?
アルントシュルツの法則
↑これは刺激の強さに対しての神経の反応に関する法則です。
弱い刺激は神経機能を喚起
中程度の刺激で神経機能を興奮
強い刺激で神経機能を抑制
最強度の刺激で神経機能を停止
神経は情報伝達の回路なので抑制や停止は痛みや辛い箇所に対して治す指令が届かないことになります。もっとわかりやすくすると神経機能が停止しているところは痛みを感じない、熱々のやかんに触れても熱さを感じないと言えばイメージしやすいでしょうか?
強いもみほぐしは神経機能を抑制、停止させるので
痛みが感じなくなる→良くなったと感じる(実際は良くなってないことが多い。なぜなら辛さの原因を取り除けていないから)→時間をおいて神経機能が戻る→同じ場所に辛さが感じる
↑ざっくりですがこんな流れになります。強めの施術をすると一時的に痛みを感じなくなるのでリピートされる方が多いのではないでしょうか。(お身体が本当に良くなっているかは別です)
ただ、補足で伝えておきたいのは神経機能が抑制、停止している段階でご自身で適度な運動、セルフケアで改善方向に進む可能性はあると思います。
強い刺激も使い方によっては効果的になります。
推奨している強さは中程度の刺激です。ただ筋肉より先にアプローチすべき場所がたくさんあるのが実際のところです。
次回は神経です
ではまた
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